HISTORY ZLS90-CFSその後の問題
2020.03.01
ボリュームとトーンは国産GOTOH製に付け替えたので問題なくなったのですが、
弾いているとなんか気持ち悪い響きになる・・・なんとこのギター、4弦、5弦の音程が弾いてるうちに上がって行きます。

まあ、長年の経験からこういうトラブルはナットだ絶対ナットだ。
と思い、検索してみると・・・

ナットの溝切が甘いと、ナットに弦が引っ掛かり、ペグとナットの部分だけ張力がかかり、そのままチューニングされて、弾いている時にその引っ張られた所が徐々に指板側にずれていき全体のチューニングが上がってしまうらしい。
これはどうやらレスポールやアコギのナットに対して斜めに弦のテンションがかかるタイプに起きやすい問題のようです。

ギター歴36年になりますが、さすがにピッチが上がっていくギターは初めて経験してびっくり。サークルフレッティングシステムは倍音が綺麗に整って出るので、余計に
ピッチが気持ち悪く出てしまうようです。

これだけ音良いのに前オーナーが新品同様で手放したのはこれが原因だろう・・・・・

ナットファイルで微調整します。ゆっくりじっくりやります。



ナットの調整はワタシみたいな素人には非常に難しく、やり過ぎたら付け替えしかありません。
昔アートテックで杉浦さんが目の前でやってるの見ましたが、一発で完璧に仕上げちゃうんですよねえ。職人の技って凄いですよ。今は自分でナット切りやってるのでいかに凄い技術だったのかよーく解ります私には絶対できません。おっかなびっくりなんとかごまかしながらちょうど良くなるまで数日かけて直します。
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