PROTOOLS用D-sub25マルチケーブル自作
2020.12.12
前回、クラシックプロのケーブルを改造したのですが、
http://www.southenst.com/cgi-bin/blog/html/day/20201121-1.html
http://www.southenst.com/cgi-bin/blog/html/day/20201122-1.html

今回は全てパーツ集めて自作してみました。
D-sub25端子は同じくマルツ電子で仕入れ、ケーブルはcanare L-2B2AT、プラグはCLASSIC PRO P14GS です。



今回は、老眼鏡を用意しました笑。片目が老眼進行でピントが合わないため、100円で買った老眼鏡の片方のレンズのみ外してあります。
これを使って作業してみた所・・・・物凄い速さで完成する笑
正直、クラシックプロのマルチケーブルは限界超えてる格安ケーブル使っているため、半田やってる間に被覆があっという間に溶けてしまいます。溶けちゃったので熱収縮チューブの細いの切ってはめたり、線が細く断線したりで物凄く手間かかります。

canare L-2B2AT、さすがです加工が容易。千石電商で1m100円で買ってきたのですが、これは信頼できます。※サウンドハウスで44円だったのはさすがにショックでしたが成田と秋葉の地価の差ということで笑
このケーブル、コンパクトエフェクターの接続用に良いんじゃないですかねえ。1m44円と破格ですが、とても良い作りです。
物凄く意外だったのが、CLASSIC PRO P14GSプラグ。これ半田の乗りがとても良く、相当手抜きしても綺麗にできあがります。

完成。



ケーブルの番号付けれるように&端子がぐらつかないように厚みを持たせるため、白色の熱収縮チューブ挟んでます。D-subのほうは太めの熱収縮チューブでケーブルをまとめて、端子接続部に負荷がかからないように。
全部半田付けた後に導通テストしてチャンネル書く、という製作法とったので改造のほぼ1/3の時間でできてしまいました。

製造コスト canare L-2B2AT 18m 1800円
D-sub25 端子+カバー 1000円位
CLASSIC PRO P14GS 標準ステレオ 8個 1760円

計4560円。上出来ではないか。

CLASSIC PROデジタルスネークケーブル改造
2020.11.22
酔っぱらって間違えて購入したスネークケーブルを改造します。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/253617/
アウトボード専用なので本当はこれを買いたかったですが、この手の標準プラグの屈折部、接点保護用ゴム処理タイプは大体3年でモゲてしまいダメになります。そして上記のページのレビューにある、

・・・ここから引用
2019/09/23
11おすすめはしないです。
投稿者名:niki 【神奈川県】

どうしても必要でお金もそのときはあまりなく、安価なこれを選択しましたが、各チャンネルごとで6db近く音量が違ったり、Dsubをしっかりつけていても少し触っただけでどこかしらのチャンネルに信号が送られなかったりと動作に問題があります。
モノラルでしか使わない、Dsubをいいところでしっかりと固定できるなどの条件が合えばいいかもしれないです。

・・・ここまで引用

この原因は、ずばりこれです。



D-sub25ピン、凸凹です高低差2mm位あります笑。この部品がとんでもない安物なのでこういうことになっておりますので、接点がきちんと繋がっていないのですね。

デジタルスネークケーブルのD-sub部をぶった切ります。



間違えなくてもどのみち取り換えるつもりでしたので。

ネットでD-sub25探すと、サンワサプライの高級品しか出てこなく、2400円位します。

秋葉原のマルツ電子に行って部品揃えます。安いプラスチックカバー、D-sub25端子、熱収縮チューブ、全部で900円位。



ケーブルばらして全部半田やり直し。老眼にDsubの半田付けはしんどいぞ~~~。
2ch分接続間違えたので、反対側標準プラグ端子のほうを入れ替えて対処。

レベル差や接触不良も無く完璧!!
192IO用のデジスネイクケーブルが必要になる。
2020.11.21
先日追加したDigidesign 192IOオーディオインターフェースは、実は専用ケーブルがないと使えません。
その昔パソコンで使用されていた、SCSI用D-sub25ピンに、マルチ音声ケーブルを接続した物です。
純正用のケーブルがあるのですが、これなんと16000円もするんですね。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/240181/


永久保証とか性能、信頼性考慮したらそれほど割高とは思いませんし、現在一台目にはこれ使ってますけど、今回ウチで使うのは、飛び道具系アウトボード、ラックエフェクターのセンドリターン用に使うケーブルです。
正直そこまで信頼性必要ないので、サウンドハウスで見つけたCLASSIC PRO のケーブルを検討する。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/253615/

しかし、このシリーズのレビューは1件づつしかなく、どちらも最低な上、コネクタが繋がらなく、各チャンネルのレベル差まであるという。
しかしねえ、税込2728円、価格は純正の1/5、ここは一発大穴狙いで勝負してみようかと。


次の日・・・・

間違えてデジタルスネークケーブルを発注、発注後わずか12時間、午後に届く・・・笑
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/253595/

サウンドハウスは基本返品できません。
酔っぱらって深夜に注文するもんじゃありませんわ笑

で・・・なぜ今更192IOを追加したのかというと
2020.11.21
最近ハードオフでジャンクのアウトボード仕入れてきてるので、192IO追加で
趣味のアウトボードMIX環境を強化してしまおうかと。

90年代~の音作りには最適です。
実は、パソコンでのDAW環境のミックスダウンで意外と無いのが、マルチエフェクタープラグイン。
現在では好きなプラグインをセレクトして組み合わせれば可能なのですが、90年代マルチエフェクターというのは、サウンドエフェクトのプロに外注したりしてプリセットに様々な飛び道具的なエフェクト効果をプログラムしてあり、これらをプラグインで再現するにはとんでもない手間がかかります。
こんな効果作るだけで莫大な時間かかってやってられません。

これが実はアウトボード、ラックエフェクター使用の醍醐味なのです。
今の環境で考えると、音楽制作におけるOEMと言えるでしょう。

先日入手したyamahaのギター用マルチ、FX900 2200円 写真右下から三番目



プロツールス192IOに繋いで飛び道具使用してみたらスゲー面白い、これは凄いよ!!
+4dBスイッチがあるので、そのまんま繋いでも劣化なく使えます。
ローランド系は太い音重視ですが、ヤマハはハイバンド高音域系が充実してて、相互補完ができます。
2200円転んでもただでは起きない笑

Digidesign 192IO 追加
2020.11.21
旧型のプロツールスで使用する専用オーディオインターフェースDigidesign 192IO。

http://www.gess.co.jp/plan/system/interface.html

ウチで導入したのは2003年、17年前に当時定価54万円(税別)ですが、基本的にプロツールスHD環境が無い人には殆ど使い道が無いため、現在激安で出物が沢山あるので二台目を仕入れしておきました。これで、16in24out、結構大きな編成まで同時録音可能なスタジオになりました。
居酒屋なのでなりません(笑)



17年も前の商品で音大丈夫なのかと?音質は24bit192KHZ、当時の旭化成最高級DAADチップ搭載してます。現在のハイレゾ配信を遥かに上回るスペックです。

DAオプションカード付、定価70万円ちょいが、なんと22000円笑
税込み計算しても元値のわずか3%・・・

同じく2003年頃に購入したTUBETECHの真空管コンプなんてねえ、
TUBETECH LCA2B 54万円
(上の写真にごく僅か写ってる青いやつ)
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/80169/

17年間モデルチェンジありません。今でも現役、そもそもモデルチェンジの必要性が無いんです
発売時に完全な完成品なんで。現在中古でも30万円以上します。

デジタルは基本一年20%の資産損失。
現状必要なスペックのみを入手する、これに限ります。

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