BYPASSの種類
2020.10.29
どうやらエフェクターのbypassには4種類あるようで、
〇TRUE BYPASSはバッファーもDSPも通らない、スイッチのみ。(ループスイッチャーとかで他の機材と複合して使う場合、レベルのマッチングが面倒になる場合がある)
〇DSPのTRUE BYPASS付きは、エフェクトオン時は原音も含めADDA変換を通ってしまう(TC ELECTRONICの製品は殆どこれ)
〇バッファードbypassは、アナログのバッファーアンプのみ通過するbypass。
〇DSPbypassは、ADDA変換を通ってしまいエフェクトがオフになるbypass。(YAMAHA SPXなど)

基本的にワタシはギターはほぼアンプ直派だったので知りませんでした・・・
スタジオエフェクターは全部AUX送りの+4dBなんで気にも止めなかった・・・

90年代半ば以降、ラックマウントタイプのエフェクトの殆どがDSPbypassになって
しまったため、直列で接続するとADDA変換を繰り返し、どんどん音が悪くなっていくのと、これらが混在することでレベルのマッチングも取り辛く、だんだんとペダルエフェクターに原点回帰していったようですね。

そんな中、アナログ回路併用の1982年製KORG、SDD-3000ディレイをペダル化して高性能化、限定販売されていたのを昨日知りました。
https://www.korg.com/jp/products/effects/sdd3000_pedal/



うお~なんと3年前に台数限定で復刻販売されていました。アマゾンのレポも外人ばっかり~日本の若者にはこれ復刻の意味わかんないだろうし笑
これは欲しかったなあ・・・3年前、まだギター弾くの復活してなかったんだよなあ・・・
しかし、ついでにBOSSのDD-3のデータ見たらバッファードbypassって書いてあるじゃん?
これはアナログ回路併用してるのかなあ?BOSSは昔からブロックダイヤグラム無いからわかんないんだよな~。フルDSPディレイはどうしても嫌なんだよなあ。


https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/237639/
ちなみに、TC ELECTRONIC HyperGravity Mini Compressor は、MD3アルゴリズムを使用と書いてありますので、これは同社のSYSTEM6000や、プロツールスのTC.MASTERXのマスタリング用デジタルコンプレッサーのアルゴリズムです。
ペダルコンプですが、完全にADDA変換しているデジタルエフェクターです。

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