Edwards Limited Model E-LP-85・・・と思われる。その後2
2021.01.11
元手1万円のギターですが、日本製だしマホガニー単板なのでお金をかけて修理することを決めましてナットを注文しました。


写真は使い回しですが、元は牛骨ナットです。

GRAPHTECH ( グラフテック ) / PQ-6114-00  TUSQ製ナット
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/157577/


ナットを外して、溝に残った接着剤を綺麗に剥離します。



これが残っていると、100%クソ音になります(経験あり)笑
丁寧にきちんと全て除去します。


幅と長さはちょうど良いのですが、高さが合わないので紙ヤスリで削り調整します。

所が、ナットの底辺が中々上手く水平にならない。これ、以前から思っていたのですがこの底辺の水平を出すのがとても難しい。※実はわたくし、このナット底辺の水平が上手に出せずにナット製作から逃げ回っておりました。

とりあえず固定せずに、ナットをはめて弦3弦、4弦から貼ってバランスをとりつつチューニングして音を出してみると・・・なんと水平は出ていないのですが、前のナットの時より遥かに良い音が出ております。サスティーンが長く、倍音も綺麗に。
この状態でギブソンのスタンダードクラスの音質は出るようになりました。
音色は、やはりグラフテック独特で、ギブソン寄りでなく、PRS系の音が出てます。
何というか、昔の90年代ヤマハっぽい音なんですよね。
ヤマハが最近パシフィカの高級機にグラフテック採用している理由が良く解ります。
目指す音の方向性が近いんでしょうねえ。

しかし、うーん、うーん・・・このままで良いだろうか。いや、なるべく可能な限り水平を出して、接着してみる。



6弦1フレットを抑えた状態で、+0.5ピッチが高い。多分0.3なのだろう。
しかし、弾いていて若干、弦高に違和感はあるけどピッチのほうはまずまず。

とりあえず今日はここまで。


ナットの底部を水平に削る良い方法何かないかなあと、検索してみたところ、

ありましたありました。

https://www.newhill.co/post/2012-10-26
ナットサドルジグという工具があるのですね・・・

ほんっと助かりますわ。現代の情報社会。なるほどこうやって水平出すのかあ・・・・
明日やり直すかあ。
Edwards Limited Model E-LP-85・・・と思われる。その後1
2021.01.11
音の劣化の一つは、出力ジャックの錆でした。
ピックアップ同様、相当な錆があったのでジャックをピカールで綺麗に磨きなおし。
大分良くなったのですが、音が綺麗に出ないんですよね・・・

2弦、3弦、6弦がよろしく無いので、ナットファイルで溝を整形します。



6弦がどうも限界のようで、どうしましょう。

まずこのギターの詳細を調べてみようと色々検索したところ、5ちゃんねるのエドワーズスレの過去ログから発見。

https://mint.5ch.net/test/read.cgi/compose/1393335810/

上記リンクから引用

...ここから引用

352 :ドレミファ名無シド:2016/12/23(金) 19:29:46.04 ID:bkP/8N4n
>>351

今日お茶の水行ってきたからBIG BOSSで聞いてきてやったよ笑
明確にこの時期に一斉に工程を大幅に変えたっていう訳ではないみたい。
少なくとも90年代~00年代前半まではMADE IN JAPANだそうで。
レスポールに関しては、わりと生産初期のものはヘッド裏にシリアルナンバーの刻印がないらしく、生産が増え始めた時にシリアルナンバーを途中から入れるようになったんやと。
ギター本体の重量も今のモデルみたいに軽量がウリではなく、むしろ若干重いと言った所だそうだ。
ただ店員さんもそこまで詳しくなかった感じだったから、必ず上記が正しいかは分からない。

ちなみに、今の江戸もパーツはGOTOHを使っているそうだから、グラスルーツと比べれば作りは断然良いっぽいね。

・・・ここまで引用

ビンゴー。このエドワーズレスポール、上記情報が正しければ90年代の初期型日本製ですね笑

今後お金をかけて改造するか、決めました。やりましょう笑

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