Hughes&Kettner TUBE20その2
2021.02.26
で・・・結局値段につられてCELESTION G12M Greenbackを買っちゃったんですよ笑

これがこれが中々素晴らしいじゃないですか。
中抜け部は無くなりしっかり艶やかに響き、イコライザー無しでも行ける。EQを更に修正してもっと綺麗に響くようになりました。フルゲインにしても音が潰れなくなり、歪みの質感まで変わるのは驚きです。
Hughes&Kettnerのイメージって、もっさり重たく遅い感じなんですが、早くなってる感じが出てます。予想はしていたのですが、ペダルエフェクターのセッティング全部やり直しになります。とにかくトーンコントロール系が全てセンターに戻る戻る笑

スピーカーの大きさを比べてみると、Rockdriver vintageのほうが磁石が小さいですね11.4cm位。G12M Greenbackはカバーが付いているので解りませんが、13~15cmあります。
しかしこのカバーがポリカーボネートかプラスチックなんですよねえ。こういうとこ貧乏臭くて萎えます笑プラスチックにキラキラ塗装する位なら金属でちゃんと作って欲しいよなあ。







センターキャップはGreenbackのほうが遥かに小さい。
JENSENとかと同じサイズ位かな。ギターアンプ用のスピーカーはセンターキャップが小さいほうが音離れ良く早い感じがする。

スピーカーも正直、生産国はあまり関係ないのかもしれません。22年も何やってたんだろオレは・・・・最終的にRuby買っちゃうかもしれないけど笑
Hughes&Kettner TUBE20
2021.02.26


このギターアンプを購入したのは恐らく1999年頃だったと思います。
定価は10万円、当時は、ヨーロッパ型のハイゲインアンプで、20W程度の小型で12インチのCELESTION製スピーカーを搭載した音の良いオールチューブ(真空管)のアンプはまだまだ少なく、小型=チープを抜け出せる物は少なかったのです。写真の右下部に真空管のマークが貼り付けてあるのが見えると思いますが、当時はまだ少なかった、”小型でもオールチューブ”をアピールしているのが解ります。
まあ、その中ではマシなほうかな・・・と思って使っていたのですが、やはり不満で結局同社のハイエンドモデルのトライアンプを買っちゃったのですが、あまりに重くて手放しました。録音ブースから出したり入れたりするのが凄く腰に負担でして(笑)

その後スタジオを廃業してからは、殆どギターも弾かなかったので放ってらかしにしていたのですが、ここ数年ギターをバリバリに弾くようになって、良いアンプが揃ってきたのでこれらを横に並べて音を出すと、


VOX AC15 Warehouse Limited Edition AC15 Custom/ FENDER HOT ROD DELUXE 初期型1996年製 (改造品JENSEN P12N alnico5 concert series)

Hughes&Kettner TUBE20が一番音良くないんですよね。ドンシャリ中抜けで、フルゲインにすると音潰れて汚い歪みが出ます。(フルゲインに関してはVOX、FENDERのほうが遥かに糞音ですがそこは置いといて笑)センドリターンに繋いだパラメトリックイコライザーでそれなりに修正していたのですが、スピーカーが足引っ張ってるような気がしてならない。

まずスピーカーを見て見ると、CELESTION Rockdriver vintage G12 8Ωとある。



現在の中国製ではなく、イングランド製。
なんか聞いたことないなあと検索してみた所、Hughes&Kettner特別モデルだそうな。
サウンドハウスのギター用スピーカーの試聴をしてみた所、
このスピーカーと一番音が似ているのはどうやらこれ。

CELESTION Vintage 30 (¥17,380 税込)
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/24674/
昔からある定番品です。これを派手にチューンしているっぽい。
これをリファレンスにして音比べをしてみると。

CELESTIONで圧倒的に音が良いのはやはり
CELESTION Ruby 8Ω (¥34,980 税込)
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/261731/

ミドルからハイに抜ける艶やかさ、TELEFUNKEN V76プリアンプみたいな色気持ってます。流石にこれをウチのアンプに使うには勿体なすぎる。

その次に良かったのが
CELESTION G12H-150 Redback 8Ω (¥19,580 税込)
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/231883/
これならなんとか手届きます。

コスト的に良かったのが
CELESTION G12M Greenback 8Ω (¥15,180 税込)
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/24669/

しかし、イングランド製から現在の中国製に変えて果たしてグレードアップできるのだろうか。
ケーブルの端子は磨いていますか。
2021.02.21
良いギターとアンプを買って高いケーブルを買って・・・・そのまま何年も放ってらかしに
していませんか。

ギター関連のメンテナンスで意外と放置されているのが、ギターケーブル端子の酸化被膜の放置。
大体ギターのジャックの接触不良は、酸化被膜です。当然ですが、アンプのインプットジャックも同じです。



この程度写真のように(これはバランスケーブルですが)曇っている状態で、ハイインピーダンスのエレキギターだと露骨に音質劣化します。シンセとかだと結構大丈夫ですが。ジャック部触るとバチバチノイズ出ますね。

この状態をピカールで磨くと、



これほど酸化被膜汚れ取れます。

これを放置していると、音は相当劣化します。アンプのスピーカーを交換した位音変化出ます。
いつもチェックして万全にしましょうね。
ギター側のジャックのほうは、綿棒を二つに折ってピカール少し付けて2つの頭ごと無理やり押し込んでグリグリ回すとお掃除できます。ジャックの接触不良は殆どがマイナス側なので、ここだけ掃除すれば大体治ります。接点復活材でやってる方、酸化被膜残ってるとすぐダメになります。ピカールが安くて便利。

ちなみに金メッキプラグの場合、ピカールで磨くと金メッキ剥げちゃうのでダメ。



ガラスクリーナーとかちょろっと紙に付けてお掃除しておくのが良いです。

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