伝説のオペアンプ BB(Burr-Brown)OPA2604 その2
2021.04.13
さて、前回auraのアンプから取り外したopa2604、ステレオなのでもう一つあるんですよね。

はい・・・・次に何やるかもうお分かりの方も多いかと思いますが、

Nu:Tekt OD-Sに付けてみたい。最新のテクノロジーで製造された最新鋭の真空管との組み合わせ。



早速やってみたのですが、これが・・・・
美味しくない!!

op275の時はワイドレンジで現代風ジャリパンサウンドが気持ち良かったのに、ミドルが妙に強調され、低音がスカスカ。

う~ん・・・これは想定外だった。音を上から下まで雰囲気で表現すると、土偶みたいな体形。



但し、TONEの定数はこれとピッタリ合ってます。op275や元に付いてるTL072よりもピタッとフィットしてます。これは不思議です。

いや~なんでも合うかと思ったけど結構オペアンプって用途選ぶのねえ。

音の傾向に合わせて選択しないとダメみたいですね。
伝説のオペアンプ BB(Burr-Brown)OPA2604
2021.04.12
伝説ってほどじゃあないんですが、現在ヤフオクに出品されているOPA2604の95%以上が偽物だそうで、既に伝説なのかもしれない。実は、昨年秋葉原の有名部品屋さんに行ったらopa2604が空になっていて在庫無いか聞いたら、在庫あるのですけど偽物かもしれないんですよ~・・・と。だから商品引っ込めちゃったんですって。私が音楽やギターから遠ざかっていた間、opa2604が絶版になっていたことをここで知ります。
ここ2年位の間に店舗で購入された物含め、、レビューされている物は偽物の情報かもしれないので、あてになりません。



先日Hughes&Kettner TUBE20のオペアンプをOP275に交換した際に故障したのですが、どうやらパワー管が寿命だったようで、交換しました。
しかし、OP275にしたとたん、ワイドレンジで高音域が出てるにも関わらず抜けが悪い、という残念な結果になり、ここはどうしてもBB OPA2604を試してみたい。

実はあるのです我が家には。6年前にオーディオ用アンプ、AURA stingray 105に下駄を装着して忍ばせてある本物・・・・



貴重なブツなので丁寧に取り外し、本日Hughes&Kettner TUBE20に取り付けてみました。

するとどうでしょう?おおおおおお~~~~~おおおおおお~~~!!
なんと気持ちの良い音が出るのでしょう。
水を得た魚のように、瑞々しいミドルとタイトな低音、抜けの良い高音、正に、THE、レスポールという王道のサウンドが出ているじゃないですか(ギターは偽物だけど笑)。

元々、このアンプの改造の方向性としては、Custom Audio Amplifiers 3+SE & VHT G2100

https://www.hybridguitars.com/item.php?code=3033 恐らく当時80万円位したと思う。
とか
https://key-shinsaibashi-rig.theblog.me/posts/2379601

の音を目標に改造してきたのですが、かなり近い所まで来れたのではないかと思います。
このアンプの組み合わせのレコーディングは、10年間やってきたので完全に頭に入っています。

Hughes&Kettner TUBE20の、コスト的な限界まで引き出せたと思います。

オペアンプ、BB(バーブラウン Burr-Brown)名前が良いですよね。



オークの樽を焦がしてスモーキーなシングルモルトウイスキーを熟成させているかのような、通なおっさん好みの。
TIなんてテキサスの安物バーボンでも食らってろこのモロコシ野郎wとか言いたくなっちゃうじゃん(単なるイメージ妄想です)BBはTI傘下に下っちゃったけどさあ。

OPA2604というのは、現在のオペアンプからすると全然高性能ではないのですが、ミドル帯域に特徴があり、ボーカル、リード楽器、などが特に瑞々しく鳴る傾向があります。オーディオアンプで使うよりか、エレキギターで使うと本領発揮できる物なのかもしれません。そもそもオペアンプは、ローノイズ、低歪みを追及している物で、歪ませて気持ち良い音を追求するようなクレイジーなことをしているのは、恐らくエレキギター業界だけだと思います。


もう偽物しか残っていない現在、エレキ業界にはやはりこのオペアンプは必要です。再生産を強く望みます。楽器には必要です。TIさん、是非作ってくれませんかね。

EMG T-set
2021.04.06
昨年購入したBill Lawrence BT1E-90B trigger2 テレキャス。serial番号から恐らく1992年製、ワタクシが高校生の頃のギターです。

http://www.southenst.com/cgi-bin/blog/html/day/20201221-1.html



ネックポケットの修正など、リビルドしていった結果ハンドメイド、カスタム工房系の音になりました。
しかし、造りが良くなればなるほど、いわゆるヴィンテージ系の音とは遠くなって行くんですよねえ。

ここはひとつ、あれ行ってみますか。EMGアクティブピックアップ。
目指すはスーパーモダン系サウンド笑

サウンドハウスから届きました。



いやー・・・凄いです。パッケージには代理店の岡田のシールが貼ってあり、ピックアップ本体にもホログラムシール、一個一個にserial番号が入ってます。
これは、昨今の偽物偽造品対策です。ピックアップも弦もオペアンプも世間は偽物だらけ。

ここまで偽物が跋扈すると、もはや個人輸入や怪しげなディスカウント店では買えませんねえ・・・・
まあ、エリクサーの弦買って偽物に気が付かなかった人たちは、その弦使う必要ないんじゃないの?と思ってしまいますがワハハ。

で、早速取り付けようと思うのですが、EMG、ソルダーレスでハーネスのワンタッチ接続が売りなのですが・・・・が・・・・

フロントもリアも穴が小さすぎて通らない。
ジャパンヴィンテージあるある~~~。
日本の職人が丁寧に、最小限の穴開けで製作しているのでハーネスより穴小さいんですよ!!

え~・・・ワイヤーぶった切って線通してから半田で繋ぎます。



ソルダーレス終了(泣)

オールブラックになって凄くカッコ良くなりました。
これさあ、MADCATよりカッコよくない?エボニー指板のブラックも映えてねえ、
入手価格45000円ですよ。



いざ、音を出してみます。布袋さん布袋さん、BADFEELING弾きますよ~。

あれ?。え?ん?
何この枯れた音????

これ本当にEMGなの?
これウチのピックアップではFENDER CUSTOMSHOP '51 NOCASTERが一番近いような音出てるんですけど。




Hughes&Kettner TUBE20(改CELESTION G12M Greenback 8Ω)更に改造&壊れる・・・
2021.04.04
先日購入したNu:Tekt OD-S、真空管プリアンプなのにオペアンプが付いていて、真空管歪みとオペアンの入力過多歪みを両方併用した2段ゲインなんですよね。

あれあれあれ?そういえばウチのHughes&Kettner TUBE20アンプも、プリパワーともに真空管のフルチューブなのに、何故かオペアンが付いてます。



はい、これは・・・不足する入力ゲインを補助するために付いているのでしょう(多分)

と言う事は、この一番始めに増幅するオペアンプは非常に重要なのではないか。

老眼鏡で見ると、Texas Instruments製のNE5532が入ってます。(20数年前に購入したものなので本物)定番とは言え、昨今の高性能オペアンプ聴き比べしちゃうとねえ、これは変えたほうが良いでしょう。

(今回も、下記動画の今西さんが使用したOP275を再度購入※気にいってしまいまして笑)
https://www.youtube.com/watch?v=YsnXqSvkKjA

ついでなので、下駄を装着して交換できるようにしておこう。



交換後、音が出ない・・・
ちょっと無理して基板動かしたからどこか半田クラック入ったかな~・・・
しかも、無音時ぼつぼつボコボコノイズが出ている。

真空管刺しなおしで音は出ましたが、ノイズはやはり出ている。

う~ん、やっちまったかな~・・・



このアンプも20年超えているので、この際だから基板の半田全部やり直しするかあ~~~~~。

という訳でメイン基板、サブ基板、全部半田やりました。

で、早速ループスイッチャーにNu:Tekt OD-Sを接続して音を出してみる。
2021.04.01


ギターは島村レスポール(gibson 57 classic×2)
アンプはHughes&Kettner TUBE20(改CELESTION G12M Greenback 8Ω)

ジャラジャラ~パキーンジャラジャラ~~ジャー・・・・

うっは~、なんじゃこの音は。まるでラインレコーディングをしているかのようなハイがギラギラして煩い音。こりゃやっちゃったかあ。

ギターをビルキャスター(fender nocaster)に変えてみる。
音の傾向は同じで益々ハイがうるさい。

Nu:Tekt OD-Sのトーンコントロールのhighを下げると、高域が根こそぎ持っていかれるので調度良いバランスに持っていきにくい。


まず裏蓋外してワイド、ナローの設定変えてみる。

ははあ・・・ナローモードのほうは低音が出なくなり、これはアンサンブルにおけるベースとの棲み分けに丁度良いんじゃないか。今時の仲間同士の協調性重んじる若者バンドには良いかと。
バイアスの調整をしてみる。うんうん、マニュアル記載通り一番音デカい所がやっぱりベストのようでここは関係ないか。

次、オペアンプ交換してみる。
(下記動画の今西さんが使用したOP275、この動画見て購入したのでオペアンプも同時に購入しておきました、秋月で250円)
https://www.youtube.com/watch?v=YsnXqSvkKjA




すると、お、音は相変わらずだけど物凄いワイドレンジ化。これはもうこっちで決定でしょう。

しかし、このエフェクターのハイの出方に合わせてアンプのTONEやフクミヤ電子のパライコを設定すると、アンプで歪ませた場合や他の歪み系エフェクトとループスイッチャーで組み合わせた場合、明らかに浮いてしまいます。エフェクターのTONEの定数に問題があるのではないか。

そこで、ヤマハのグラフィックイコライザーを刺して調整してみます。



う~~~ん・・・このイコライザーだと上手い事帯域が当たらない。



アンプを変えてみる。

VOX AC15 Warehouse Limited Edition

お、をををを、お!?
ハイカットフィルターで半分以下に絞ってみると、

これは良い!!!!良いです。アンプで歪ませるよりも、Nu:Tek OD-Sで歪ませたほうがかっこいい音が出ます。
考えてみたら、レビューの動画にあったアンプもVOX使ってましたよね。VOXコルグが作ってますもんね。リファレンスのアンプもVOXなんでしょうね。

ギターも両方行けます。抜けが良くもパンパンジャリジャリ現代風サウンドが気持ちいい。


FENDER HOT ROD DELUXE 初期型1996年製 (改造品JENSEN P12N アルニコ5 concert siries)も行ってみます。

お~・・・絶対ギラギラでうるさくなると思ったのに、Hughes&Kettner TUBE20よりは遥に相性良いです。十分使える音出てます。


このエフェクター、highのつまみの設定周波数が低すぎて、美味しい帯域がごっそり抜けちゃうのでここの設定は変更したほうが良いのではないか!?と思います。ワタシはこれを改造してループスイッチャーに組み込むか、VOX AC15専用歪みエフェクターとして使用するか、まあ、昨日の今日なので今後のんびりテストして行こうと思います。


この新世代の真空管Nutube、もう少し数増やして高級機作って行ったら物凄く面白いと思います。省電力、省スペースで本物の真空管が鳴らせるのであれば、モデリングの必要も無くなり、本物のほうが良いに決まっている。

モデリングが時代遅れ、が遂にやってくる予感がします。

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