YAMAHA RGX-1220R
2022.04.14
YAMAHA RGX-1220R 1987年製 スルーネックの最上位モデル。当時12万円。



なんとなんとデッドストックです。ボディはほぼ傷ゼロ、フレットの消耗も無し。インレイ一か所欠落があり購入保留、一度キャンセルしたのですが、ハードオフが修理に出してくれてたんですねえ~~~!!店長ありがとう!!あの時のオレがちゃんと買いましたよ~!!
入手価格は44000円。修理前はもう少し安かったけど修理されて綺麗なほうが良いさあ。
35年間もよくぞこの状態で維持されたもんです。ヘッドのKEEP ON ROCKINのプレート未装着。
その出音は驚愕で、ウチの60万円のギターと互角。



35歳、年齢相応にガタ来てるのでまずはガリのあるセレクターを分解清掃。

これ実はパールホワイト色なのですが、この色大体10年でクリーム色になります。当時のカタログの写真と比較すると、熟成した白ワインのよう。
(※訂正その後カタログ外のプロトタイプにクリーム色が製造されていたのを発見しましたので退色ではありませんでした)



このギターは配線が特殊。3連のミニスイッチは、手前二つはフロント、リアのコイルタップで、一番奥はなんとbypass。トーン、ボリューム、コンデンサを通さずピックアップからセレクターを通り、ダイレクトアウトできます。



トレモロブリッジの後ろにあるレバー。これは、トレモロを固定する機構で、右に回すとロックされ、フロイド系の弱点、ダブルチョーキングでトレモロが浮いて音程が狂うのを防げます。ロックしてダイレクトアウトするとES-335っぽいメロウでふくよかな音が出ます。



製造期間は1987~1988年辺りの僅か2~3年なのですが、RGX-1220G 1220R 1220Jのマイナーバージョンアップがあり、この1220Rはピックアップが異なる。SSH-1Bという物で、アルニコではなく、当時ヤマハが独自開発したスピネックスという磁石
※こちらを参照 http://victory-se.shop-pro.jp/?pid=81070290
で細い線を多く巻いているらしい。この磁石は、ウィンテージのピックアップの磁力が弱まった状態を再現したそうで、
巻線を多くすることで出力を補い、ヴィンテージの音を再現しているそうな。
しかし見た目は思いっきりメタル系ギターw
クニフェ以外の磁石なんてのもあったんですねえ・・・・艶消しで音も相当な高級感が漂う。(1220Jからアルニコになる)
当時のSGシリーズに搭載していた物の型番違いの模様。80年頃のサンタナみたいな音出ますよ笑
金属パーツも錆無し。

※関連記事
YAMAHA RGX-1220R 
http://www.southenst.com/cgi-bin/blog/html/day/20220414-1.html
YAMAHA RGX-1220R その2
http://www.southenst.com/cgi-bin/blog/html/day/20220415-1.html
YAMAHA RGX-1220R その3
http://www.southenst.com/cgi-bin/blog/html/day/20230214-1.html
YAMAHA SG-2
2021.07.01


https://jp.yamaha.com/products/contents/guitars_basses/chronology/museum/#museum_item_electricG_SG2

このギターは、卓球部の先輩(70歳)が大学生の頃に新品購入して弾いていた物で、50年倉庫で放置されていたので引き取ってきました。

このモデルは、1966年にヤマハが初めて製造開始したエレキギターで、
1969年製、定価は当時42000円。(POTの刻印が昭和42年なので1967年製かもしれません。保証書の販売記載が1969年になっている)
なんだ安物じゃん?と思ったあなた。大卒初任給が34,100円の時代です。
2020年大卒初任給が209,014円


単純対比で257436円。それなりに高価です。

1年も弾いてなかったためなんと保証書があり、純正ストラップ、純正ケースもありました。
んま~持ってきた時は50年間ほぼ放置されていたため汚れが酷かったのですが、
金属パーツは殆ど錆も無く、凄い耐久性です。

メープルのネック材も50年ほぼ動いていないようで、とても頑丈な良い材木です。こんなの今じゃあ見たことない・・・
ボディ材は不明。大きさと比重、出音からウチの在庫ギターと比較して、スワンプアッシュなのではないか?(過去のヤフオク品シースルー塗装見るとアルダーっぽい)



音が出ないのでピックガードを外すと、中に毛虫の死体のような物が転がっていて、ひえ~~汚ねえ~・・・と検索してみると、同じ写真を発見。
どうやら、ピックアップを支えているウレタンが朽ち果てて、丸まって虫の死骸のようになっているようです。

配線は全て正常。うーん、スイッチに接点復活材を流してみたら音は復活。
ボリュームはなんと、帝国通信工業、昭和42年、4月。半田バージンですwww
旧財閥系通信機器用の高精度品です。



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E9%80%9A%E4%BF%A1%E5%B7%A5%E6%A5%AD

凄いよね~・・・・50年も経過しているのに、3回回してガリはゼロに!!
50年耐久するパーツだったら一個2000円出しても元取れるんじゃないの?

配線は綿糸とセロテープで止めてあり、テープは朽ちてます笑

ゼロフレットだけが摩耗しています。初心者ありがち、C,F,E,Gのコード中心に弾いてたからでしょう。フレット擦ります。

さてその出音はどうでしょう。
・・・ほぼフェンダーのヴィンテージギターです笑めちゃめちゃ音良いです。
特筆なのが、アーム。ローラーブリッジになっていて、現代のウィルキンソンとほぼ互角のチューニングの安定度!!
アームアップもできます。これは凄い。


気が向いたらアップするかもです。
弾きこまれたギターは音が良いのか?
2021.05.31
これもう、何十年も前から論議されてることだと思いますが、結論は出てると思うんですよね。

元々音が良いから沢山弾かれる。弾かれる頻度が上がる程、細かなトラブル対処、細かなメンテナンスが施され、常にベストな状態に仕上がる。

弾きこまれてもメンテナンスされてないギターは、大体ハードオフジャンクになっちゃうんですよね。
昨年1万円で入手したエドワーズの日本製レスポールもどきがそれでした。フレットガタガタ、錆びだらけ音出ませんジャンク。

これは、メンテを入れれば入れるほど音が良くなり、今ではメインギターに昇格しています。
但し、どこかに手入れると別の場所が変化し、ベストな状態に持っていくまではやはり1年位かかりました。バランスを取るのはとても難しいと思います。プロの工房へ持ち込んだとしても、ギターは生木、四季の変化でまた別の個所が変動します。

ワタシも今16本ギター持ってますけど、弾いてない物がやはりトラブル多くなる傾向が大きいです。それでも1~2か月に一度は出して弾いてると、重症化する前にメンテできちゃうんですよねえ。四季の変化でネックの状態が常に変動する日本では、本気なら24時間空調された部屋で管理するべきです。可能な限りハードケースに収納する。出しっぱなし、ソフトケースはダメです。

リフレットで音が変わってしまう。

これは、ギターにとっては臓器移植みたいなものでしょう。
手術が上手く行ったら良かったね、また頑張ってくれよ。
失敗したら、今までありがとう、飾っておくのも良いと思います。
人間なら再手術もするでしょう。料金倍額かかっても、他の工房で再手術するのも良いかと思います。

ワタシはリフレットやりたくないので、ギターの数増やして分散して弾くことでフレット減らないようにしてます笑
Fender japan sr15-ce 歪み回路改造。
2021.05.16
もう改造はやらないと決めたのですが、やはりクランチ歪みの時のチリチリ感が
気になり、歪み回路の改造を検討する。

こちらのページで、各ペダルエフェクターのクリッピング回路のまとめ図を発見しまして、
http://mykeita.blog59.fc2.com/blog-entry-69.html

これは凄い。Marshall のガバナーが発光ダイオード2発の対称形歪みだと言う事を知り、また発光ダイオードの歪みはとても珍しいようで、これは是非やってみたい。

ダイオードって幾らするのかな?と秋月のページ見たら、一個10円なんですよね笑
んじゃ、早速取り掛かろうと、アンプを再分解してみた所・・・・

あれ?・・・・ええ~~~!!赤いの2個付いてる!!

念のため、電源入れて弾いてみると、弦の振動と音と光り方が連動してるwww



このアンプ、既に改造されておりました笑

オペアン換えた時に何故気が付かなかったかなあ・・・・

今日、ハードオフにこのアンプのジャンクが置いてあったのですが、ゲイン下げても歪みます。と。
元々はクランチが出ない超ハイゲインアンプだったのですね。この仕様のため、ジャンクコーナーに置かれる数が多いようです。これ無改造のオリジナルだったら音出しの時点で買わなかったかもしれないなあ。

このチリチリ解消は無理っぽい。マイクで拾ってヘッドホンで聴かなければ気にならない程度なのですけどね。
Fender japan sr15-ce オペアンプ交換
2021.05.12
ツイキャス生放送でネタバラシをしてしまったのですが、先日のフェンダージャパンエルクアンプ、あれをやりました。

オペアンプをBB 2604APに変更する!!

改造というと、案外簡単に考えている人が多いのですが、古い物というのは、例えばボリューム部品のプラスチックが経年劣化をしていて割れやすくなっていたり、金属部品が腐食して固着していたり、かなりリスクのあることです。部品全部外すの大変なんですよ。



そこの所、ちゃんと頭に入れておくことが必要です。
壊れても諦める。意地で修理するのがジャンカー道だと思います笑

んで・・・分解してみたところ、あれ?なんだこれ?



トランジスターが付いてるぞ???これは予定外だった。

このアンプ、プリアンプ部をオペアンプで処理して、最後のパワー部をトランジスターで賄う、なんちゃってディスクリートアンプでした笑
こういう手法があるのかあ・・・ほんっと面白い。90年代の商品はこういう笑える設計が良いですよねえ。

このパワートランジスタが、TDA2030Aという超安物で自作キットなどで高音質と評判が良い物らしく、まだスペックシート見てないので解りませんがLM1875T, TLM675などが互換品で動作するようです。

とりあえず、パワートランジスタは置いといて、プリ部の4558DDを取り外し、下駄を装着してBB OPA2604APを刺して音を出してみました。




・・・・・うわ~・・・・・こんな安物アンプでこんな良い音出ちゃうんだ~・・・・

これ以上の改造はコストが合わないので中止笑


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